こんな疑問をもっていませんか?
妊娠高血圧症候群は、お母さんと赤ちゃんの健康に影響を及ぼす可能性があるため、早期発見がとても重要です。

本記事では、20年の看護師経験を持つ私が、妊娠高血圧症候群のセルフチェックについて紹介していきます
血圧の測定方法やむくみ・頭痛の観察ポイントを知り、安心して妊娠生活を送りましょう。


妊娠高血圧症候群はどのような病気?


「妊娠中毒症」という名前を聞いたことがあるかもしれませんが、現在は医学的に妊娠高血圧症候群(HDP(Hypertensive Disorders of Pregnancy)と呼ばれています。
この病気は、お母さんや赤ちゃんの健康に影響を与えることがあるので、早めに見つけて治療していくことが大切です。
私の友人Aさんは、妊娠30週の健診で血圧が145/95mmHgを記録。
最初は『ちょっと高めかな?』くらいに思っていたけれど、むくみがひどくなり、翌週の健診で『HDPの疑いがあるから入院しましょう』と言われたそうです。突然のことに驚いたけれど、管理入院をして適切な治療を受け、無事に元気な赤ちゃんを出産できました。



「こういうケースは意外と多いんですよ」と、助産師さんも言っていました。
補足・ポイント
- 20週以降の血圧上昇+(必要に応じて)尿タンパクが主な特徴
- 早期発見・管理が母子の健康を守る鍵
妊娠高血圧症候群の原因とリスク要因


まだ原因はまだ分かっていませんが、いくつかの理由が関係していると考えられています。
妊娠高血圧症候群の原因
原因 | 病態生理 |
---|---|
胎盤の問題 | 胎盤がうまく形成されなかったり、十分に機能しない場合に血圧が上がりやすくなります。 |
免疫の変化 | 妊娠による免疫バランスの乱れが血圧調整に影響を与えることがあります。 |
遺伝的な要因 | 家族歴があると、妊娠高血圧症候群になりやすい傾向があります。 |
血管の問題 | 血管が硬くなったり、血の流れがスムーズでなくなると、血圧が上がりやすくなります。 |



妊娠してからむくみやすくなったけど、血圧と関係あるなんて知らなかった!



むくみがひどくなるのは、血圧の変化や体の水分バランスが影響していることもあります。
補足・ポイント
- 原因は1つとは限らず、複数の要因が絡んでいる
- 妊娠中の体の変化(免疫・ホルモンなど)も大きく影響する
妊娠高血圧症候群になりやすい人(リスク要因)
以下のような人は、この病気になりやすいと言われています。
特徴 | 理由 |
---|---|
35歳以上の人 | 年齢が上がると、血管やホルモンバランスの変化で血圧が上がりやすくなります。 |
肥満の人 | 体重が多いと、血圧が高くなりやすくなります。 |
初めての妊娠 | 妊娠に体が慣れていないため、血圧が上がりやすいことがあります。 |
双子や三つ子を妊娠している人 | 胎盤にかかる負担が大きくなり、血圧が上がりやすくなります |
不妊治療をした人 | ホルモンの治療や体外受精の影響で、血圧が変わりやすくなります。 |
家族に高血圧や糖尿病の人がいる人 | 遺伝的な影響で、血圧が上がりやすいことがあります。 |
妊娠前から高血圧や腎臓の既往がある人 | もともと血圧が高いと、妊娠中に症状が悪化しやすくなります。 |



父親が高血圧だから、私もなりやすいのかな?



遺伝の影響もありますが、食生活や運動などの生活習慣で予防できることもありますよ。
補足・ポイント
- 家族歴や年齢など、自分に当てはまるリスク要因を把握しておく
- 生活習慣の改善でリスクを下げることが可能
妊娠高血圧症候群の診断基準


診断の基準妊娠高血圧症候群は、次のような基準で診断されます。
- 妊娠20週以降に血圧が140/90mmHg以上
- 尿にタンパクが出るかどうか
- 妊娠前から高血圧があったかどうか
血圧が160/110mmHg以上になると、より重い症状と判断され、厳重な管理が必要になります。
補足・ポイント
- 自宅でも血圧測定を習慣化し、異常値が出たら早めに産婦人科へ
- 尿タンパクは腎機能への負担のサイン。健診での尿検査を怠らない
妊娠高血圧症候群の種類


この病気は、症状や発症時期によって分類されます。
- 妊娠高血圧(高血圧のみ)
- 娠高血圧腎症(高血圧+尿にタンパクが出る)
- 加重型妊娠高血圧腎症(妊娠前から高血圧や腎臓の病気があり、妊娠中に悪化する)
- 高血圧合併妊娠(妊娠前から高血圧がある)
- 早発型(妊娠34週未満で発症する)
- 遅発型(妊娠34週以降で発症する)



最初は血圧だけ高いって言われたけど、尿にもタンパクが出てきて心配になった…



尿にタンパクが出ると、腎臓に負担がかかっている可能性があります。
補足・ポイント
- 血圧のみか、尿タンパクの有無で管理や治療方針が変わる
- 早期発症は重症化しやすい傾向があるため特に注意
妊娠高血圧症候群の症状・重症化のサイン


この病気の初期は、自覚症状がほとんどありません。しかし、進行すると次のような症状が出ることがあります。
妊娠高血圧症候群の重症化のサイン5つ
以下の症状がある場合はすぐに受診が必要です
症状 | 対応 |
---|---|
血圧が160/110mmHg以上 | とても危険。すぐ受診が必要 |
強い頭痛や視界異常 | 頭痛やチカチカ・ぼやけなどは血圧急上昇のサイン |
上腹部(みぞおちあたり)の強い痛み | HELLP症候群の前兆の場合がある |
吐き気・嘔吐がひどい | 子癇・重症化の一端となる可能性 |
けいれん発作や意識障害 | 子癇に該当する緊急事態 |



最近、頭痛が続いてるけど、妊娠疲れだと思ってたんだよね…



頭痛は血圧が上がっているサインかもしれません。
頭痛があるときにチェックすべきポイント
- 血圧を測り、140/90mmHg以上が続くようならすぐ産婦人科へ相談
- 頭痛が長引いたり、視界がチカチカするなどの異常がある場合は合併症のサインかも
- むやみに鎮痛剤を飲まず、まず医師に相談を
妊娠高血圧症候群の合併症と赤ちゃんへの影響


母体の合併症
妊娠高血圧症候群の合併症妊娠高血圧症候群が重くなると、お母さんや赤ちゃんに重大な影響を及ぼすことがあります。
子癇(しかん)
子癇とは、けいれんを引き起こす病気です。妊娠中や出産後に、突然体がふるえたり、意識を失ったりすることがあります。
これは、血圧がとても高くなり、脳に影響を与えるために起こります。
症状 | 対応 |
---|---|
強い頭痛、目の前がチカチカする、吐き気、意識が遠のく | すぐに病院を受診し、医師の指示に従う |



お腹が痛くて病院に行ったら『子癇の前兆かも』って言われて焦った…



子癇はけいれんを起こすことがあるので、違和感を感じたらすぐに病院に行きましょう
むくみがひどい
むくみ自体は妊娠で起こりやすい症状ですが、顔や手指など全身に強く出る・急激な体重増加がある場合は要注意です。
補足・ポイント
- むくみが悪化すると腎機能低下(尿量減少など)につながる
- 進行すれば「腎不全」に至る恐れもある
HELLP(ヘルプ)症候群
HELLP症候群とは、血がかたまりにくくなったり、肝臓の機能が悪くなったりする病気です。名前の由来は、次の3つの異常を示しています。
- H(Hemolysis)溶血:血液中の赤血球が壊れ、酸素を運ぶ働きが弱くなる。
- EL(Elevated Liver enzymes)肝酵素の上昇:肝臓がダメージを受け、正常に働かなくなる。
- LP(Low Platelets)血小板の減少:血を固める成分が減り、出血しやすくなる。
この病気になると、みぞおちの痛みや吐き気、頭痛、視界がぼやけるなどの症状が現れます。進行すると母体にも赤ちゃんにも危険な状態になるため、早めの発見と治療が必要です
症状 | 対応 |
---|---|
上腹部(みぞおちあたり)の痛み、吐き気、目のかすみ | 体調が急に悪くなったら、すぐに病院で診察を受ける |



妊婦健診で『HELLP症候群の可能性があるから注意して』って言われたけど、何それ!? ってなった。



HELLP症候群は肝臓や血小板に影響を及ぼす合併症です。症状が出る前にしっかり管理しましょう。」
常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)
胎盤は、お母さんと赤ちゃんをつなぐ大事な器官で、赤ちゃんに酸素や栄養を送る役割をしています。
この胎盤が、赤ちゃんが生まれる前に子宮からはがれてしまう危険な状態です。
症状 | 対応 |
---|---|
強い腹痛、大量の出血、胎動の減少 | すぐに病院へ行く |
急性妊娠性脂肪肝(きゅうせいにんしんせいしぼうかん)
この病気は、妊娠中に肝臓に脂肪がたまることで起こるまれな病気です。
症状 | 対応 |
---|---|
皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)、強いだるさ、食欲不振、吐き気 | 異変を感じたらすぐに病院へ |
補足・ポイント(母体の合併症)
- 「頭痛・上腹部痛・視覚異常・吐き気」など突然の体調変化は速やかに受診
- 定期的な血液検査・尿検査で早期発見に努める
赤ちゃんへの影響・リスク
妊娠高血圧症候群は、お母さんだけでなく、おなかの赤ちゃんにも影響を与えることがあります。
この病気になると、お母さんの体の血の流れが悪くなり、赤ちゃんに酸素や栄養が十分に届かなくなることがあります。
赤ちゃんの成長が遅れる可能性
血流が悪くなると、赤ちゃんの成長に必要な酸素や栄養が不足し、成長が遅れることがあります。
これを「胎児発育不全」といいます。赤ちゃんが小さめに生まれることが多く、体重が標準より少なくなる「低出生体重」になることもあります。
早産のリスクが高まる
妊娠高血圧症候群がひどくなると、赤ちゃんが予定よりも早く生まれてしまう「早産」になることがあります。
早産になると、赤ちゃんの体が十分に成長していないため、呼吸や体温調節がうまくできないことがあり、特別なケアが必要になることがあります。
胎盤が早くはがれる危険
妊娠高血圧症候群が進行すると、母体合併症である「常位胎盤早期剥離」が起こることがあります。
胎盤を通じて栄養や酸素が届かなくなり、赤ちゃんの命の危険が高まる
※母体の症状については、前述「母体合併症」の項を参照。



赤ちゃんが小さいって言われたんだけど、大丈夫かな?



妊娠高血圧症候群の影響で赤ちゃんが育ちにくくなることがあります。定期的な健診でしっかり様子を見ましょうね。」
補足・ポイント(赤ちゃんへの影響)
- 早期管理・治療で赤ちゃんのリスクを最小限に
- 妊婦健診は欠かさず受け、胎児の成長チェックが重要
- 食事・運動など生活習慣の見直しが母子の健康維持につながる
妊娠高血圧症候群の治療


妊娠高血圧症候群の治療は、母体と胎児の健康を守るために重要です。以下に主な治療法を紹介します。
薬物療法(降圧剤など)
血圧が高い状態が続くと、母体や胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、妊娠中でも比較的安全とされる降圧剤を使用して、血圧を適切な範囲に保つことが重要です。これにより、重症化を防ぎ、母子の健康を守ることができます。
食事療法・体重管理
適切な食事と体重管理は、妊娠高血圧症候群の予防と治療において重要な役割を果たします。
塩分を控えめにし、栄養バランスの良い食事を心掛けることで、血圧の上昇を抑えることができます。
また、過度な体重増加を防ぐことで、母体への負担を軽減し、高血圧のリスクを低減します。
計画出産・入院管理
症状が重い場合や、母体・胎児の状態が不安定な場合、入院して厳重な管理が必要となります。
医療チームが血圧や胎児の状態を綿密に観察し、適切なタイミングでの分娩を計画します。
妊娠高血圧症候群の治療は、薬物療法、食事療法・体重管理、そして計画的な出産管理が重要です。
補足・ポイント(治療)
- 薬の服用は医師の指示を厳守(自己判断は禁物)
- 食事療法と計画的管理を併用し、重症化を回避
- 入院や早期分娩なども選択肢の一つとして頭に入れておく
妊娠高血圧症候群の予防策(生活習慣)


妊娠高血圧症候群は、妊娠中に高血圧を発症する状態で、母体と胎児の健康に影響を及ぼす可能性があります。
この症候群の予防には、生活習慣の見直しが重要です。
塩分を控えた食事
塩分の過剰摂取は高血圧の原因となります。1日の塩分摂取量を6g未満に抑えることが推奨されていますが、医師の指示を優先してください。
味付けの工夫や減塩調味料の活用で、無理なく塩分を減らしましょう。
適度な運動・体重管理
適度な運動は血圧の安定に役立ちます。
ウォーキングや妊婦向けのエクササイズなど、無理のない範囲で取り組みましょう。
また、急激な体重増加は血圧上昇のリスクを高めるため、適切な体重管理が重要です。
ストレスケア・十分な休息
ストレスは血圧上昇につながることがあります。
こまめな休憩やリラクゼーションを意識し、十分な睡眠を確保することで、心身の健康を保ちましょう。
定期的な妊婦健診の受診
定期的な妊婦健診は、血圧や尿検査、エコー検査などを通じて、妊娠高血圧症候群の早期発見につながります。
医師の指示に従い、適切なタイミングで通院してください。
体調メモ・アプリ活用
日々の血圧、体重、体調の変化をメモやアプリで記録し、受診時に医師と共有することで、より的確なアドバイスを得ることができます。
補足・ポイント(予防策)
- 「塩分控えめ」「体重管理」「ストレスケア」が三大ポイント
- 小さな変化でも記録し、妊婦健診で相談することで早期対処が可能
これらの生活習慣の見直しが、妊娠高血圧症候群の予防に役立ちます。
妊娠高血圧症候群のセルフチェック・観察方法


妊娠高血圧症候群は、初期の段階では気づきにくいですが、血圧や体調の変化をしっかりチェックすることが大切です。
血圧の測定を習慣にする
妊娠中は、血圧を定期的に測ることが大切です。
朝晩など、落ち着いた状態で定期的に血圧測定をします。
補足・ポイント
- 自宅で測る際は、食後や運動直後を避け、リラックスしてから
- 血圧計は腕に巻くタイプがより正確
病院で測ると緊張して血圧が高くなる人もいるので、自宅でリラックスした状態で測るのがおすすめです。
むくみがひどくないか確認する
妊娠中はむくみやすくなりますが、次のような場合は注意が必要です。
- 朝と夜でむくみの変化をチェックする
- 靴下の跡が強く残っているか確認する
- 1週間で急に体重が増えた場合も注意する
- 朝起きたときに顔が腫れている
- 指輪がきつくて入らなくなる
- 足のむくみがひどく、押してもへこみが戻らない
むくみがひどいと、腎臓に負担がかかっている可能性があります。気になったら病院で相談しましょう。
補足・ポイント
- 朝晩でむくみの度合いを比較すると変化が分かりやすい
- 指輪・靴下の跡がきつくなったら要注意
頭痛や目のチカチカに注意する
- 頭痛の程度をメモする(軽い・強い・薬が効かない)
- 視界の異常が続くかどうか確認する
- 頭痛と血圧の関係を記録する
- 目の前がチカチカ光る、視界がぼやける
- ろれつが回らなくなる、意識がぼんやりする
これらの症状が出たら、妊娠高血圧症候群が重症化している可能性があります。すぐに病院に連絡してください。
補足・ポイント
- 頭痛と血圧の数値をセットで記録しておく
- 痛み止めの使用は必ず医師に確認
胃の痛みや吐き気がないか確認する
- 食後に症状が悪化するか確認する
- 吐き気が続く場合は、食事の種類や時間を記録する
- ほかの症状(むくみや頭痛)と一緒に出ていないか確認する
- みぞおちの痛み
- 目の前がぼやける
血圧の上昇による影響高血圧が続くと、胃や腸の動きが悪くなり、胃の痛みやムカムカ、吐き気が出ることがあります。
妊娠中の体の変化妊娠後期になると、子宮が大きくなり胃を圧迫することがあります。ただし、妊娠高血圧症候群が関係している場合は、血圧の上昇やむくみ、急な体重増加など他の症状も出ることが多いです。
補足・ポイント
- 食事内容や時間帯などをメモし、関連性を探る
- 吐き気が長引く場合は医師に相談
毎日のチェックを習慣にして、安心して妊娠生活を送りましょう。
産後の高血圧はいつまで続く?


産後の高血圧は、通常、出産後数週間から数か月で落ち着くことが多いですが、個人差があります。
妊娠高血圧症候群になった人は、産後も高血圧が続くことがあるため、注意が必要です。
- 産後も血圧を測る:定期的に血圧をチェックしましょう。
- 生活習慣を見直す:塩分を控えた食事や運動を取り入れましょう。
- 医師に相談する:血圧が高い状態が続く場合は、早めに医師に相談しましょう



母乳をあげているのに血圧が下がらないのはなぜ?



ホルモンバランスやストレスが影響していることもあります。焦らず体調を整えていきましょうね。
補足・ポイント
- 産後も“産後健診”や内科受診で血圧を管理
- 産後は睡眠不足や育児疲れも血圧に影響する
よくあるQ&A
- 妊娠高血圧症候群と妊娠中毒症は同じもの?
-
はい、呼称が変わっただけで本質的には同じ病気です。
- セルフチェックで高血圧が疑われたら?
-
すぐに産婦人科で相談し、必要な検査を受けましょう。
補足・ポイント
血圧計の測定値をメモして受診時に見せるとスムーズ
- 産後も血圧が下がらない…何科を受診?
-
まずは産婦人科や内科へ。必要に応じて専門医を紹介してもらいましょう。
補足・ポイント
産婦人科で対応不可の場合は循環器内科などを紹介されます - 塩分を控える目安は?
-
一般的には1日6g未満が推奨されるが、医師の指示を優先してください。
補足・ポイント
- むやみに制限しすぎず、バランス良い栄養が大切
- 減塩調味料を上手に使う
まとめ
妊娠高血圧症候群は、母体と赤ちゃんに影響を与える病気で、早期発見が重要です。
血圧測定やむくみ・頭痛・視界の異常など、日常的なセルフチェックを行い、異常があればすぐに医師に相談しましょう。
進行すると、赤ちゃんの成長遅延や早産、胎盤の異常につながる可能性があります。
また、HELLP症候群のような重い合併症も起こるため、予防のために塩分を控えた食事や適度な運動を心がけることが大切です。
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